弊社では、主に防染糊を使った染色方法と、型を使って直接生地に染色するシルクスクリーン捺染の2通りの染色技法を用いています。ここでは、型を使わず手描きで防染糊を生地に付け染色する『筒引き』と、反応染料で染色する『反応捺染』の2種類の製作工程をご紹介いたします。その他にも「顔料捺染」、防染糊を型で付ける「型置き」などの色々な染色方法を用いて商品をお作りします。
型を使わず手描きで防染糊を生地に付け染色する方法です。
反応染料で染色する方法です。
オーダーメイド、セミオーダーの製品のサイズ、色、レイアウト、生地の種類などを決定します。もちろんデザインの持ち込みも可能です。
投影機などを使い直接生地に下書きをします。この時使う染料は、緋紅、青花といった洗濯をすると色が落ちるものを使います。
もち米、米ぬか、石灰、水などを混ぜて作った防染糊を使い、下絵に沿って筒引きを行います。
一色づつ刷毛を使い、手染めで染めていきます。
完成したレイアウトをもとに、1色につき1版の型を作成していきます。 ニス紙や三層シートを使って製版を行います。
シルクスクリーンの反応捺染です。デザインや生地によって、網の目の細かさ、色の固さなどを調整して行います。
染色したものを、色止めし余分な染料や防染糊を落としていきます。水洗い、お湯洗い(40度位)、お湯洗い(80度位)、すすぎの順で洗濯を行います。
工業用ミシン(ロックミシン、チチ用ミシン、厚物用ミシンなど)を使って縫製します。